SOMはマシンのみ生き残る。

プチ・ソム
プチ・ソム

 SOMという電動大人の玩具があるのをご存知でしょうか?電動オナホールといえばA10サイクロンA10サイクロンSAA10ピストンがポピュラーですが、SOMはこれらのヒントになったと思われる高トルクを持ったオナ・マシンです。しかも、無修正動画をプログラムにより連動させることにより、高度なバーチャルセックスを楽しむことが出来るスグレモノでもあります。この製品はネットへの露出があまり無かったので、当サイトを訪れるコアなユーザーに向けてレビューを書くことにしました。

バーチャル化を夢見た高性能マシン

SOMの過去

 電動オナホールの分野は電動オナホール購入体験で述べたように使い物になる機器がなかなか現れませんでした。SOMはA10サイクロンよりもずっと早い段階(2002年頃)で存在していましたが、取り扱う企業がほとんどなくユーザーにも広まりませんでした。当方も2010年末に後述するSOM STYLE(ソムスタイル)というサイト(現在は閉鎖)を見るまでまったく知りませんでした。オナホとしては画期的だったAC100V電源搭載の十分なパワーを持ちながら、「電動オナホは使えない」というイメージ+宣伝戦略の稚拙さにより陽の目を見ることはありませんでした。SOMが売れなくても改良を加えながら現役の製品として生き残っている理由は、製品開発に伴って得られた「数々の特許」が生み出す利益の存在が大きいものと思われます。また隠れファンがいることも挙げられるでしょうか。

バーチャルSEXツールへの進化

 そのような中、アダルト動画サイトとの提携(SOM STYLE)によってSOMは息を吹き返しました。SOM STYLEという新たなステージは・・・
パソコンにつないで無修正動画コンテンツとの連携によりバーチャルSEXを実現したものです。具体的にはアダルトプレイの進行に応じてSOMの動作をプログラムでコントロールするということ。例えば動画内でオマンコにペニスを挿入し強弱つけながらズコバコやるシーンで、SOMが動きに連動してペニスを扱いてくれます。最高水準の駆動技術がPCソフトウェアと融合して、別次元のオナニーマシンに進化しました。

SOM STYLEの閉鎖

 アダルト動画サイトと提携したものの売行きは芳しくなかったためか、2015年5月31日にてSOM STYLEは閉鎖してしまいました。マシン自体は優れているのに未だ日の目を見ることが無かったのはアダルト動画サイトに宣伝を任せたからでしょう。動画サイトは動画のことしか頭にありませんから。ちなみに当時も今もアダルトグッズ販売店はただの代理店扱いです。本当に売りたいならアダルトグッズ販売サイトとも密接に組むべきだと僕は思っています。
 それと、アダルト動画との連動を担うソムコンの仕様が「Windows2000/xp/Vista」対応ということも影響していることでしょう。売れまくっていれば、Windows7以降の対応も「有り」だったのでしょうけれど。WindowsXPのサポートが終了してもなお仕様を改めていないということは、動画との連動を捨てたに等しいと思います。

今後のサポート

 SOMの販売製造元は健在です。直営店販売代理店とでマシンの販売を行い、ソムコン販売とアフターサポートは直営店が行なうといったイメージです。

連動動画について

 SOMマシンに連動する動画は過去にはソムスタイルが提供しておりました。当時の説明では大人の事情により、「連動動画は独占販売」みたいにユーザー側には伝わっていたようです。実際に購入してみると一般的なアダルト動画(WMVファイル)をソムコン及び連動ソフトに取り込むことで自由自在に編集ができるので、SOM STYLEから動画を買わなくても全く問題はありませんでした。SOM STYLEがなくなった現在も同様です。
参照:ソムコン取扱説明書
 なおWMVの動画ファイル形式を捨ててMP4ファイルを常態とするアダルトサイトが出てきたので、その場合はファイル変換ソフトを使う場面も出てくることでしょう。
参照:動画ファイルのフォーマット変換

結論

マシンのみ購入する価値がある。動画連動を考えないこと。

参考

これからの動画連携を考えるならこの電動マシーンが適しています。
下記は、SOMよりも動画連動が楽々で動作音も静か。安定性・抜き心地…SOMを超えたマシーンです。
>>詳細を見る
VORZE・A10サイクロンSA、ついに再販開始!

参考:A10サイクロンSAの体験レポート

SOMの使用感レビュー

パワー最高!止めなければ絶頂地獄!?

 モーターの力が強くてトルクに安定感があります。負荷が掛かっても動作が安定しています。これは他社製品が太刀打ちできないぐらいのクオリティです。なので、普通のオナニースタンバイの状態であれば、仮にSOM対応動画でなかったとしてもばっちり確実に抜けます。たとえ好みの女優でなくても強制射精させられる感じ。まるで痴女に手コキされているが如く、止めない限りイカされちゃうのでMな方にぴったりかもしれません。速度は調節できますが1分間に80〜110回往復ですので、高速とは言えないかもしれません。高速で果てるイメージではなく、リアルSEXに近い速度にこだわったといえるでしょうか。

バーチャルな感覚とは

 バックから浅く深くリズムで攻めまくる快感とか。騎乗位では女性が腰を深く沈めたとき、カリが膣口から内壁をゆっくりかきわけ根元までズッポリハマった達成感。これらが画面と同期して同じピストンでも、より臨場感のあるストロークが楽しめます。
>>過去にSOM対応だった作品

 

装着に多少の慣れが必要

 実際にペニスを入れる際は、ちょっと勃起させてから装着します。対応していない動画で抜くときは、ホール部分のみスタンバイして抜きどころを見つけたらホルダーに装着すると良いです。専用ジェルは少量でも潤滑が良く垂れにくく、私はこれに近いものとしてアストログライドジェルを代用しています。ジェルやローションはペニスとの相性や好みもあるので、純正にこだわらなくていいと思います。

耐久性・後処理・修理等

 耐久性が高く分解して洗えるので後処理も楽です。私は純正のホール部分を使うことが多いですが、ゲルトモを装着して使うと気持ちよい人もいるようです。刺激系オナホでもまったりオナホでも上手く固定させ出来れば何でも使えると思います。私の場合は純正で満足しているし、修理に出すことまで考えてしまうものでローション等以外は純正で使用しています。ちなみに修理や部品販売は、購入先がどこであってもSOMの販売元で引き受けてくれます。

SOMの入手先

SOM本体は代理店で、ソムコンや付属品は直営店で。

 販売代理店の大手サイトでは割引価格で提供されております。直営店より安いのでお得です。一方ソムコンやケーブル・替えの部品など付属品は直営店による独占販売なのでそちらを利用するしかありません。なお直営店はローション一つとっても上記の代理店より50%程度割増価格なので、なるべく利用しないようにしています。

メンズ・ソム

プチ・ソム

レディース・ソム

 

メンズ・ソム
完全ハンズフリーの標準タイプ。
スピード:無段階調整

 

プチ・ソム
軽量・小型化したハンディタイプ。
スピード:二段階調整

 

レディース・ソム
完全ハンズフリー女性用。
スピード:無段階調整